DRBFMについて
- Matsumoto Toru
- 2021年11月15日
- 読了時間: 1分
品質向上の方法として再発防止と未然防止が重要なことは今更述べる必要はないと思う。
ホンダに入社してすぐ再発防止と変化点管理の重要性を先輩に教えて頂いた。
本田宗一郎も一回の失敗は仕方ないが、同じ失敗を2回する事は許されないと言う主旨の事は良く言われていた。未然防止としてはFMEAが有名であり、多くの会社で活用していると思う。
しかしFMEAのやり方は結構難しく使いこなしている会社はあまりない。
現在日本の多くの会社では設計の変更点、変化点管理としてDRBFMを活用している。
材料変更とか仕向地変更とか新規サプライヤーを使うとき設計段階でDRBFMを活用して心配点を洗い出す。そうしてこの時点で対策を実施すると言う流れになっている。
中国ではまだ活用している会社が少ないので、この方法を教えて行きたいと考えている。
去年は天津の電気会社より依頼されてオンラインでDRBFMの勉強会を開催した。
今後益々中国でも未然防止の重要性が高まると考えている。
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